“ 冬の大三角形 ” を知っていますか?
冬季に南東の空を見上げる事で確認ができる星座のうち 、こいぬ座のプロキオン 、
おおいぬ座のシリウス 、オリオン座のベテルギウスの3つの星を繋いで出来るもの
で、冬の空にオリオン座を見つけることが出来れば、この三角形を見つけるのは
比較的容易です。空気が澄んでいれば、大阪でもこの三角形の中にぼやっとした
淡い星の縦断が天の川として見えます。この時期に、それはとても綺麗で、仕事
が終わって家に戻ってくると、ベランダに出ていつもボーーッと、冬の大三角形や
冬のダイヤモンドを探します。11月下旬頃から、はっきりと立ち上がってくるオリ
オン座は12月から3月頃まで見ることができます。冬の訪れと終わりを星座は教
えてくれます。
( フレデリック・ラングブリッジ「不滅の詩」より )
2人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。
1人は泥を見た。
1人は星を見た。
生きていくことの希望を星に準えている好きな詩節のひとつですが、そういう意味でも
私もやはり、星を見ていたいと思います。そしていつか天体望遠鏡を買いたいと思って
いますが・・・思いは募り、早や3年・・・いつか、いつかのささやかな楽しみです。