評価や指摘だけをして回避や改善策を考えない、所謂“あら探し”としてものや、他人の弱点
を得意気に探す人がいます。人は兎角、他人や他人のアイデアのあら探しをしがちで、それ
は大抵楽しいもので批評することによって自分自身に刹那の優越感をもたらす心理作用が
あるそうです。だけど、それでは何の向上も進歩もないと思うのです。それよりも、自分の置
かれている状況や考えていることなどと照らし合わせたり、問題点の解決策を探すことが大
切だと思います。それが、例え今は“あら”であったとしても気付くことができれば、考えはそ
の先に進むことができるわけです。考えのその先に、更にもっと先に、ヒントに変わるものが
転がっているときがあります。
考えることを伴わない気付きでは、そこで停滞してしまって、結局は大局損をしたり、伸びな
かったりするものです。そして、いつもそれらを見ている自身の心の眼が曇っていないかどう
か・・そう立返ることも大切だと思います。常に正しい角度で人やものを見つめなければいけ
ません。
Don’t find fault, find a remedy.
間違いではない、救済策を見つけよ。
です。